長期インターン生募集

長期インターンを希望する学生さんとインターン生受け入れに積極的な企業の間を取り持つ、マッチング仲介ビジネスをやっている営業の方とお話しする機会がありました。前々からインターンは興味があったのですが、我々の世代の学生時代ではインターンという制度はなく、いまいちピンと来なかったのですよね。実際にお話ししてみると、その営業の方自身が大学3年のインターン生だったので、これ幸いと、あれこれ聞いてみました。

その営業の方曰く、インターンとアルバイトの違いは、雇用契約上は特に変わらないそうです。時給制もあるし、出来高制もあるし、お互いにちゃんと同意すればオッケーとのことですが、業務に従事した時間を申告する時給制がやはり多いそうです。それではアルバイトと呼べばよいではないか?と思うのですが、インターンは就業体験を目的としているので、単純労働ではなく、卒業後の仕事で役立つような実戦的な業務に就くことが期待されているようです。とはいえ実戦的な業務ですぐに活躍できるわけでもないし、責任も取れないし、未熟で教えてもらうことが前提なので、金銭的にはアルバイト程度の時給で良いといった感じのようです。

弊社はデザイナー・エンジニア・ディレクター等の職種で正社員を募集していて、大学や短大・専門学校、オンラインスクール・職業訓練校等を卒業見込み、あるいは卒業した人に応募していただいているのですが、いつも悩んでいるのは求職者とこちらが求めるレベルのギャップです。即戦力を求めるのは無理なのはわかっているのですが、現場での活躍が全然イメージできない求職者が多すぎるのは事実です。

おそらくですが、基本的に学校と呼ばれるところは学生がお金を出して通うところですので、学生に気に入られるように学校は変化していきます。それに対し、企業はクライアントからお金をもらうわけで、クライアントが求めるようなサービスを提供できる人材が欲しいのですが、学生が求める知識やスキルと、企業やそのクライアントが求める知識やスキルは、そもそも主体もベクトルも違うので、一致することはありません。そういう意味で、永遠に求職者と採用企業の間のギャップが埋まることはないのでしょうね・・・

ただし、もしWeb業界で活躍する実践的な知識やスキルを身に付けたいという学生さんが居られるのであれば、インターンという方法もアリだなと思いました。正社員として採用する時、どうしても解雇しにくいという事情もありますから、最低2回の面接を行って、SPI試験も受けてもらって、慎重に慎重に審査を行います。そしてボーダーラインだと判断した場合は採用しないケースがほとんどです。

これがインターンということになると、金銭的にも雇用責任においても企業側の負担は少ないですので、人を受け入れやすくはなります。いつでも始められるし、いつでも辞められるという、いわゆるアルバイト気分で来られると、現場としては甚だ迷惑ですが、Web業界で活躍したい!という強い意志を持っている学生さんであれば、責任感のある行動は期待できるし、こちらも教え甲斐があるかなと思いました。

というわけで、取り留めない文章になりましたが、長期インターン生を募集することにしました。以下のような条件に当てはまる方が居られたらご連絡ください!

・大学もしくは大学院にて就学中の方
・毎週まとまった時間で業務に入れる方(目安としては週20時間以上)
・WEBデザイナー、WEBエンジニア、WEBディレクターを真剣に目指している方
・面接と適性試験を受験する覚悟のある方

ご連絡は以下よりお願いします。