コロナ禍はWEB制作業にもかなり影響します…

書くネタがないので、最近の状況をつらつらと書いてみようと思います。

コロナ禍がスタートしたのは2020年3月頃で、かれこれ2年を経過しました。WEB制作業には影響ないんじゃないの?と言われることもあるのですが、そりゃ飲食・ホテル・観光業に比べれば大したことはないのですが、私の所感としてはかなり影響しているなって感じです。同業の皆さんはどうですかね・・・?

一番影響しているのは、「お客様都合による制作期間の長期化」です。ウェブサイト制作を依頼されるときって、新社屋や新工場の建設といった大きなイベントが絡んでいたりするのですが、コロナ禍で建設工事が延期になったりすると、写真が撮れないよねということで、ウェブサイト制作も延期になるのです。新商品の生産が始められず延期になったといったケースもありましたし、担当者様が自宅待機になって連絡が付かなくなったというのもありました。

どうしても受託仕事ゆえに、お客様事情に振り回されるところがあります。お客様のお手伝いをさせていただいている立場ですので、当然といえば当然なのですが、人を雇用してやっている場合は固定費がかかるので、なかなか厳しい状況です。(フリーランスさんも生活費という固定費はあるので、同じですかね。)

あと、以前は特定の時期に業務が集中することはなかったのですが、コロナ禍に入ってからは特定期間に納期が集中します。暇なときはとことん暇だけど、忙しいときは鬼忙しいという感じです。コロナ禍が明けるムードになると、経済が動き出し、業務が忙しくなるということかもしれません。あるいは補助金も影響しているのかもしれませんね。とにかく振れ幅が以前より大きくなったので、業務の調整がとても難しくなりました。

あとは従業員がコロナになった場合にどうするか等、頭を悩ます時間が増えています。幸い弊社はコロナ感染者は出たことがないのですが、近親者にコロナ感染者が出たことはあります。基本ルールはありますが、なかなかルール通りにいかない個々の事情もありますから、それらを詳しくヒアリングしたうえで個別に決定しなければなりません。そういうことがあると業務に集中できないので大変です。

あとは消毒薬を買ったりで、地味に経費がかかることですかね。

昨日も地元の食品製造会社さんが倒産されました。弊社と取引はなかったのですが、10億近い売上が消失するとなると、これから地元経済にとっては大きい問題になるでしょう。どこに飛び火するかわからず、落ち着かない日々がまだまだ続きそうです。

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