土木工事業のウェブサイト

先日、滋賀県米原市の土木工事業のウェブサイトを公開しました。
かなり頑張って丁寧に作ったつもりですが、いかがでしょうか・・・?

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http://seiken-web.com/

土木工事業というと、なかなか地味な事業だと思うのですが、今回のリクエストは「斬新なホームページにしてくれ!」でした。斬新とはいっても、そこはホームページとしての最低要件や目的は叶えないといけませんから、できることはおのずと限られてくるのですが、いろいろ頑張らせていただきました。

例えばページトップで一瞬だけ表示されるロゴマーク。これはビットマップデータとしていただいたロゴマークをScalable Vector Graphics(スケーラブル・ベクター・グラフィックス、SVG)に変換して、HTMLの中に埋め込んで使用しています。あとは土のリサイクルをやっておられるということで、ドラッグアンドドロップでリサイクル前とリサイクル後の土の表示範囲を変えられるようにしてみたり、スクロールでブロック要素が表示されたり、ムービーを埋め込んでみたりしました。

この会社さんの面白いところは、いわゆる土木工事業だけではなく、土木工事で発生する建設発生残土を建設資材土に変えられる技術や設備を持っておられるところですね。リテラというでっかい機械を使って、建設残土を建設資材に蘇らせるのだそうです。

リテラ工法 http://seiken-web.com/reterra/

建設現場で働いたことがないのでよくわかりませんが、建設現場を掘削すると、石やら砂利やらコンクリート片やら、いろいろ混じった土が出てくるのは容易に想像できます。そういう建設発生土をその場で建設資材土に変えられるなら、コストを大幅に削減できますね。その場で出た土をその場の工事で使うわけですから、いわば土の地産地消ですし、大いに推進すべきだろうと思います。

あとこの会社さんはトース土工法といって、一定の保水性を持った土を使って、土地整備を行う工事も熱心に取り組まれています。雨が降ったので土のグラウンドが使えないなんてことがよくありますが、トース土工法で整備したグラウンドなら、一定量以上の水分はすぐに浸透していくので、比較的短時間で土のグラウンドが使用できるようになるそうです。

トース土工法 http://seiken-web.com/to-sudo/

私たちが何気なく踏みしめている土もいろいろとハイテクになってきているんだな・・・と思いましたね。