最低時給アップが凄まじい
いやー寒くなりましたね。ついこの前まで暑い暑いと言ってた気がしますが、この落差は何でしょうね。完全に振るい落としにかかっている気がしますね。私もふるい落とされないように頑張りたいと思います。さて今回は、人件費が上がったなとなんとなく思っていましたが、いざ数字を当たってみて驚いたというお話。
コロナ禍は皆さん、記憶に新しいところだと思いますが、コロナ禍直前の2019年10月の滋賀県の最低賃金は時給866円でした。え、そんなに安かったのってびっくりしませんか?
https://www.jtuc-rengo.or.jp/activity/roudou/data/chingin_map_2019.pdf?01
んで最新の2025年10月の滋賀県の最低賃金は時給1080円です。2019年10月と比べて約25%のアップです。
https://rengo-shiga.jp/topics/28705.html
ちなみにコロナ禍が開けた2023年10月で滋賀県の最低賃金は時給967円でした。2023年10月と最新を比べても約17%のアップ。いかにコロナ禍明けから今までの賃金アップが早かったのかがわかります。
賃金がこのペースで上がっていって、じゃ売値に転化できるかと言えば、、強制的にコロナ禍前の売値から25%上げなさい!という法律ができれば、中小企業も大手を振って値上げができますが、これは各企業の裁量に任されているわけです。ここで値上げできるところとできないところで差が出てくる。
中小企業のどれほどが値上げできたのでしょうね。中小企業の雇用のハードルは上がり、「さんちゃん経営」に回帰していくところが多いでしょうね。中には大黒柱の引退とともに廃業するところも出てくるでしょう。中小企業、冬の時代です。

