経営指針書はみんなへの遺言書

今週は火曜日・水曜日・木曜日と3日連続で草津に出張しておりまして、車で移動していたのですが、そのうち2日は事故の場面に遭遇しました。1つは国道8号線の愛知川付近で道路からはみ出たトラックが沿道のアパート壁面を削りながら歩道に乗り上げる事故。もう1つは同じく国道8号線の近江八幡付近で普通車が田んぼに落ちて、さらに建物の擁壁に激突する事故。後者は運転者が亡くなられたとのことで、本当に悲しい事故でした。

後者の事故のあった近江八幡付近ですが、横に新幹線の線路が走っていて、それに沿って真っすぐ続く道で、実は個人的にとても眠くなる道です。その場所はなんどか眠気に誘われてフラッとなったことがあり、個人的には注意している場所のひとつなのです。次に事故を起こすのは自分かもしれないと気持ちを引き締めました。

事故を目撃した後、同友会の講演会で「経営者の責務として遺言書を書くべき」という話を聞いてハッとしました。生命に関わる病気は今のところなさそうですが、自分の生活ぶりを考えるといつ死んでもおかしくない。昔から生活ぶりは変わっていないので、リスクは以前から変わっていないのですが、頑張って生きれば生きるほど責任が重くなります。

いま自分が突然に死んだら… と考えると、血相を変える人、右往左往する人は、家族以外にも居るだろうなと。そう考えると遺言書も考えないといけないと思いましたね。

財産は特にないので、財産分与の遺言書は考えなくても良いのですが、気になるのは会社のことですね。みんなが生きる器となっている会社。会社が無くなってもみんなの人生が終わることはないですが、意図せず人生が狂わされるのは間違いないでしょう。死ぬのはやむを得ないとしても、少しでもショックを和らげるために、そして会社を続けたいという意志を助けるために、遺言書は有効だなと思いました。

講演会の発表者の方は、経営指針書の重要性も説いておられました。経営指針書は昨年度の創る会を受講して作成しましたが、経営指針書をみんなへの遺言書ととらえると、もっともっと書きたいことが浮かんできました。

来年度の経営指針書は今年度の10月くらいから始めようと思います。その際は遺言書という観点で見直してみようと思いました。