SSL未対応サイトについに警告文が表示!

おはようございます!
行楽日和というか、命の危険を感じるような熱暑が続いて、そろそろ一雨欲しいなと思っていましたが、なんと思いもかけぬ方向から台風がやってくるようですね。滋賀県から見ると、東からやってきて、西に抜けていくという、、今までの台風の常識とは全然違う動きです。これも異常気象の影響なんでしょうか・・・私が老人になってる頃はどんな気候になってるのかと思うと、暗澹たる気持ちになります。

さて以前からお伝えしていましたが、Google Chrome のアップデートが7月24日に行われたようで、バッチリと「保護されていません」という警告文が出るようになりました。Yahoo!ニュースでも中央省庁のウェブサイトで警告文が出ていることが取り上げられていました。

最新閲覧ソフト、官庁HPに警告=通信暗号化へ順次対応―総務省など
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180726-00000104-jij-pol

我らが滋賀県庁のウェブサイトを見てみましたが、本日(2018/7/28)時点では対応はまだのようですね。

chrome

対応が遅くなるのも止むを得ないと思います。小規模なウェブサイトであれば、ウェブサイトの軽微な修正で済みますが、滋賀県庁のような大規模なウェブサイトになると、修正しなければならない箇所も相当数に及びます。

また単純なデザインテンプレートだけならまだしも、いくつかのWEBシステムも動いていると思いますので、WEBシステムの改修も含めると相当な費用になると思います。プロトコル変更を想定していないシステムだと、作り直した方が早い場合もあるかもしれませんね・・・。

弊社のお客さまにも順次ご案内はしていっていますが、「HTTPS化って必要なの?」「HTTPS化の目に見えるメリットって何?」とよく聞かれます。うーん、お客様が求めるような直接的な利益には繋がらない話なので、お客様の反応は一様に鈍いですね。やはり理解して受け入れるには時間がかかると思いますので、疑問を呈されるお客さまには無理にお勧めせず、「そういう話もあるのですよ」ぐらいの説明にとどめています。

はっきりいって、ウェブサイト開設者にとっては直接的な利益はないと思います。ただし、ウェブサイト利用者にとっては、直接的と言えるかわかりませんが、ウェブサイトと通信した内容が暗号化され、悪用されるリスクが大幅に低減する、という意味では明らかに利益があります。そういうウェブサイト利用者の利益をどこまで考えてあげられるかという話ですので、ウェブサイト開設者の個人情報に対する考え方やウェブやITのリテラシーが試される試金石だと思います。

最終的にHTTPS化をするかしないかはお客様の判断ですが、インターネットの今後の発展のためには、HTTPS化は避けては通れないと私は思っていますので、お客さまにはしっかりとご説明したうえで、納得して導入を決めていただくように努めたいと思っています。

HTTPS化と、それに必要なSSLサーバー証明書については、弊社ウェブサイトのこちらのページをご覧ください!弊社にしてはコミカル?なウェブページですので、読みやすいと思います。

https

https://www.nakweb.com/ssl/