WORK HARD ANYWHERE

特にネタがないので雑談でも。今更ながら、キービジュアル画像のパソコン画面に、WORK HARD ANYWHERE と書かれているのに気付きました。「どこでも一生懸命働こう!」ってことでしょうかね。個人的にはこういうキャッチコピーを見るとブラック臭を感じて、つい敬遠したくなりますね。経営者的にはどこでもガンガン働いてくれる社員はありがたいのですが、笑

自分が新卒で就職した会社は固定残業制で、それ以上はサービス残業という感じでした。配属先が企画管理部というところで、事業部の司令塔的なポジションだったので、他の部署より先に帰れないという雰囲気があり、実際に先輩からそれを言われたこともありました。そんなわけで、遅くまで働いていましたし、土日もたまに出勤していました。満足いくような仕事もできていませんでしたし、勉強だと思って自分の意志で出勤していましたが、自分の作成した経営資料で部門長が役員から詰められているのを目撃したり、また部門長から私が詰められたりするので、ストレスが半端なくて退職しましたね。退職直前は耳から入ってくる情報がほとんど受け付けない感じで、軽い鬱だったと思います。

とはいえ、会計やITを勉強し始めたのも、その会社に就職したことがきっかけですし、先輩はクールな人々でしたが、丁寧に教えてくださいました。指導いただいた先輩方が出世してくれないかなと、その会社のウェブサイトへ行って、役員名簿を時々眺めたりするのですが、私がお仕えした事業部長3人のうち2人が社長になり、1人が子会社社長になり、若手のホープだった先輩が現在執行役員になられているようです。当時はバブル崩壊後の氷河期で、ひどい業績だったと思いますが、今は超優良企業になっているようで、いっちょ噛みした人間としては嬉しい限りです。そこの株を少しずつでも積み立て投資して、ご恩にお返しができればと思っています。今や、株価が高くなりすぎて、なかなか手が出しにくいのですが・・・汗

さて昭和の時代は滅私奉公・長時間労働という働き方だったと思いますが、平成以降に社会に出た私はさすがにその価値観は持っていません。ハードワークで精神を病んだこともありますし。趣味も大事にしたい方なので、オンとオフをはっきりさせたいと思っています。スモールビジネスなので潤沢な休みとはいきませんが、1日8時間、週40時間という枠の中で、いかに効率良い仕事をして実績を上げられるかにチャレンジしたいと思っています。

私たちの仕事はIT土方とか呼ばれて、労働集約型産業だとは思いますが、ITに精通しているので、自分たちの業務をITの力で効率化していくことはできると思っています。それに実際の業務では、たんに制作している時間より、成果をあげるために何を制作するか?をクライアントと一緒に考える時間の方が長く、半分コンサル・半分デジタル職人という感じで、付加価値の高いお仕事ができているかなと思っています。

そんな感じなので、自分で考えながら(できれば)手も動かしたい人、あるいは(できれば)自分で考えながら手を動かしたい人にはオススメだと思います。