弊社のウェブサイトをご覧いただき、誠にありがとうございます。

弊社はウェブ制作会社として2007年1月にスタートしました。法人設立前はフリーランスデザイナー・個人事業主として私一人ですべての業務を担当していましたが、到底一人ではこなせない作業量になり、「とにかくゆっくり寝たい。そのためには誰でもいいから他の人と仕事をシェアしたい。」という不純な動機で、法人を設立するに至りました。

3年続く会社は半分、10年続く会社は1割と言われているそうです。何の取柄もなく、コネもなく、金もない弊社が長く続くとはこれっぽっちも思っていませんでしたが、他人を自分の業務に巻き込んでいる以上、途中で投げ出すわけにもいかず、とにかく無我夢中で続けているうちに、気が付いたら15年を超えていたという感じです。今でも何が良かったのかわかりませんが、とにかくお客さんと仲間に奇跡的に恵まれた結果だと思っています。

弊社の現在の業務は、デザインとシステム開発です。デザインは人から人へ視覚的に情報を伝えようとする行動です。時代の流れとともに媒体の変化はあっても、永遠に必要とされる仕事だと思っています。お客様の価値ある情報を、私たちのデザイン力で多くの人に届けていきたいと思っています。

システム開発は、情報を蓄積したり、情報を論理的処理するための体系を構築する行動です。システムを通して、私たちが生み出す情報は距離と時間を超越し、多くの人が交わる触媒となりえます。私たちを必要とするお客様の価値ある情報を、私たちのシステム開発能力で、誰にでも簡単にアクセスできるようにしていきたいと思っています。

私は簿記を熱心に勉強した時期がありました。そこで人件費が資産科目でなく、経費科目になっているのを知って驚き、非常に腹が立ちました。生命を持たない土地や建物や車両が資産と呼ばれて、会社を構成する人々が人件費の名のもとに材料費や家賃や光熱費と同じように経費として扱われている。私は人をそのように扱いたくないと考えています。人にこだわり、人が生来の能力を発揮できるように、会社という器を変えていきたいと思っています。

3年後、5年後、10年後のことをぼんやり考えることがあります。もっと大きな会社になっていたらいいな、たくさんの社員で賑わっているといいなと思ったりもしますが、悲しいことに、生来悲観的な考えの持ち主ですので、「そんなわけはない。自分が夢想しているあいだに、他のライバルはもっと頑張っている。考えている暇があったら、1ミリでも前に前進しなければ。」と思ってしまいます。おそらく次の10年も無我夢中で走り続けることでしょう。

村元直樹

ナックウェブの制作陣を代表してご挨拶いたします。

私たちナックウェブは様々な職種の人間がチームとして動いています。
全体のスケジュールなどを取りまとめプロジェクトを円滑に進めるディレクター
お客様の商品やサービスの情報を的確にビジュアル化するデザイナー
ユーザーがWEBサイトを快適に利用するために構築を行うシステムエンジニア、プログラマー
お客様の商品やサービスの情報を顧客に効果的に伝えるウェブマーケター
リリースしたウェブサイトを守り、より良く改善していく運用支援チーム
また、写真や言葉で彩るカメラマンやコピーライターなど。

プロジェクトの内容によって仕事の比重やリーダーは変わりますが、それぞれの職種に上下関係はありません。 私たちが提供するモノがお客様にとってベストであるために、それぞれのプロが対等な立場で意見を交わして制作しています。 時にはヒートアップした議論になりますが、それはお客様のことを考えた前向きな議論です。 手を抜かず真面目に取り組む、自分の仕事にプライドを持ち、他者をリスペクトする。 それがナックウェブの一番の個性であると思います。

SNSなどコミュニティ上で様々な意見が出せる時代になりました。 作家さんや大手広告代理店さんの専売特許であった「言葉の発信」は、今や個人が行う時代であり、話し手と聞き手は平等に権利を持っています。 いい時代になったと思う反面、集団での誹謗中傷など目にしたくない言葉も増えてきています。 インターネット上で制作物を公開する弊社も、いつも批判やレビューの星の数が気になります。

そんな時代でも愛される人がいます。とことん真面目に一つの事を極めた人です。
ナックウェブも、いつの時代も愛される企業になるべく、これからもとことん真面目にこだわります。

このウェブサイトのトップページでは「滋賀でいちばん・・・」という強い言葉をキャッチコピーにしています。 決して他者を攻撃するつもりではありません。自分たちがそうありたい、あり続けたいという想いから出た言葉です。 怠らずに極めることができれば周りにも認めてもらえると信じています。

私自身は約20年間、ずっとデザインを主な業務にしています。
今は「クリエイティブディレクター」という、名乗るのに照れのある肩書の仕事をしています。 しかし、人とは違う特別な何かを仕事にしているわけではありません。普通の人間です。 私も他のメンバーと同様に、制作チームの中で意見を言い合いながらお客様にとってのベストな提案を日々考えています。

技術や流行は変わり続けますが、制作陣にある思いは一つ。
「ナックウェブに依頼してよかった」と心から言ってもらえるよう真面目に取り組みます。

ご縁がありましたら是非。

山﨑浩
山﨑浩