お客様インタビュー

自社の魅力が 学生に響くサイトになりました。

#15 株式会社 文教スタヂオ 人財開発部 宮本道弘 様

お客様インタビュー

#15 株式会社 文教スタヂオ様

1950年の創立以来、観光記念写真のパイオニアとして、写真業を全国で展開されている文教スタヂオ様。弊社から歩いてすぐの場所に本社を構える同社ですが、全国各地の観光地で多くのスタッフが活躍されています。
「求職者に響くコーポレートサイトを」という明確なビジョンを掲げ、2024年にWEBサイトリニューアルのご相談をいただきましたが、今回のインタビューでは、リニューアルの経緯から制作過程、そしてその成果までを担当の宮本様に詳しくお伺いしました。

取材日 
2025.05.13
社名
株式会社 文教スタヂオ
設立
創立 昭和25年2月22日
法人登記 昭和36年8月14日
代表
代表取締役 一圓 泰成
所在地
滋賀県彦根市佐和町6-15
事業内容
想い出創造事業(観光記念写真)
写真撮影および現像、プリント
営業写真、商業写真、塾経営
従業員数
正社員200名
パート・アルバイト800名
(季節により増減あり)
WEBサイト
https://www.bunkyostudio.co.jp/

※取材当時の情報

事業内容について

御社の事業内容についてお聞かせください。

私たちは写真業を営んでいます。創業者の一圓泰三は海軍予科練時代に写真技術を学び、それがきっかけで終戦後の1950年に滋賀県彦根市で写真業をスタートしました。当初は学校写真が中心でしたが、現在は全国各地の観光地でお客様の想い出を創造する「観光記念写真」が売上の9割を占めています。

彦根市出身の弊社スタッフは、小学生の頃に文教スタヂオのカメラマンの方に写真を撮ってもらっていたので、馴染みが深いです。

リニューアルの経緯と選定理由

ショートドラマの提案は、
これまでになかった大胆な発想でした。

WEBサイトをリニューアルしようと思われたきっかけや理由をお伺いできますか?

大きな理由は2点あります。1つは、以前のサイトが十数年前のままで古くなっていたこと。そしてもう1つは、今後採用活動を強化するためにWEBサイトのリニューアルが必須だと考えたことです。
2024年8月に人財開発部が発足し、私が責任者を任されたのですが、「学生の方にも分かりやすいサイトを作る」ということを、私の一番初めの仕事として計画を立てました。

WEBサイト制作の業者の選択肢はたくさんあったと思います。委託業者の選定ポイントは何かございましたか?

以前のサイトは長年お付き合いのある商社に制作していただいており、今回もそこに依頼することは可能でした。ただ、我々のことをよく知ってくださっている反面、思い切った提案や表現がしにくいのではと考えていたんです。そこで、私たちのことをあまりご存知ではない制作会社にお声がけしてみようと動き始めました。

弊社にご依頼いただいた決め手は、どういった点でしたか?

2023年2月頃に、弊社から別のサイト制作をナックウェブさんにご相談したことがあり、それがきっかけで近くにWEB制作会社があることを認識していました。いくつかの業者にお声がけする中でナックウェブさんにもご連絡しましたが、まずレスポンスがとても早かったです。
そして何より一番の決め手になったのが、トップページのキービジュアルで流すショートドラマを提案してくださったことです。WEBサイトの顔となるこの動画は、これまでになかった大胆な発想で、学生に文教スタヂオの魅力を伝えられると感じました。

ショートドラマについては、構想を弊社からご提案し、実際の動画制作は協力業者の映像制作会社RECIPRO様に依頼しました。弊社としても想定以上のものができあがったと感じています。

映像制作会社RECIPRO様 https://recipro-film.com/

業務の進め方について

業務の進め方で良かった点や悪かった点はございましたか?

お隣のビルということもあり、当初は「対面でお会いしながら進めていくのだろう」と考えていました。そのため、チャットをメインのコミュニケーションツールに使うことには、少し不安な部分がありました。ただ、チャットでご連絡した際のレスポンスが非常に早く、修正にもすぐ対応いただき、全くストレスなくスムーズに制作が進められました。悪かった点は特に思いつきません。公開後も運用支援グループのみなさんに丁寧にサポートいただいており、大変満足しています。

制作物について

「人」の魅力が
存分に伝わるサイトになりました。

できあがったWEBサイトについてのご感想はいかがですか?

学生のみなさんからは「分かりやすい」と好評を得ています。「スタッフ紹介」で一緒に働く可能性がある社員の雰囲気が知れたり、「数字で見る文教」からビジネスのボリューム感が把握できるので、総じて求職者が欲しい情報が伝わるサイトになったと思います。ナビサイトに登録をしてくださる求職者の人数がサイトリニューアル後に加速度的に増えているようで、結果にも表れています。
文教スタヂオは、やはり「人」の企業なので、多くの社員の顔が見えるコンテンツを設けていただいた点が、本当に良かったですね。

社員のみなさんにWEBサイト上に出ていただくためには、社内での働きかけもご苦労があったと推察します。

人事に特化した部署を新しく作るというタイミングだったからこそ、多くの社員から協力を得られたのだと考えています。人財開発部だけではなく全員で採用活動をしていくというスタンスも全社向けに発信していました。
結果的に、新しいサイトになったことを多くの社員が喜んでくれています。全国各地のアルバイト採用時の会社説明ツールとしてもサイトを活用できているようです。

120名以上のスタッフの方に出ていただいた「スタッフ紹介」のページは圧巻です!敢えてバラバラの写真を登録していることで、飽きないページになっていると思います。

その点は私としても気を付けました。これからの時代、それぞれの個性を尊重するというのは大切ですし、バラバラの方が見ていて楽しいページになると考えていました。

拠点紹介のページでは、当初は建物の外観写真を乗せようと想定していましたが、宮本さまからの一声で、御社の商品(お客様が写っている笑顔の写真)を掲載することになりました。こちらもサイトの見どころのひとつになりました。

社内で休憩中にある先輩と雑談していまして、「建物の写真はみんな知っているんだから、せっかくなら我々の商品を見てもらうほうが良いのでは」と言われたんです。確かにそうだなと思って何とか実現させましたが、社内でも好評ですね。

総評

良い点や悪い点を含め、ナックウェブへの総評をいただけるでしょうか。

イメージ通りのサイトを作っていただき、感謝しています。こちらの意向やニーズなどの引き出し方、それに対する提案力が素晴らしいと思っています。

今後ナックウェブに期待することはございますか?

WEBに関しては専門外の部分が大きいので今後もサポートをお願いしたいです。今回せっかく良いコンテンツができあがったので、例えばYouTube動画の再生回数アップ施策や新しい情報発信方法などぜひご提案いただきたいです。

御社の今後の戦略

最後に御社の今後の採用戦略や求職者へのメッセージがあれば、教えていただけるでしょうか。

弊社の採用基準は、「人にサプライズを仕掛けるのが好きな人」かどうかという点です。
2001年にユニバーサルスタジオジャパンがオープンし、我々も観光写真の撮影チームとして参加しました。それまでは「ゲストサービス」という言葉も知らず、ましてや社内マニュアルも存在せず、昔ながらのフォトサービスを提供していました。USJでエンターテイメントの世界を学んだことで、ただ単にカメラのシャッターを切るのではなく、どうしたらお客様に喜んでいただけるかという考え方が生まれ、今活躍しているスタッフの中でも強く根付いています。
入社前にカメラのスキルは必要なく、人を喜ばせることが好きな人を求めていますので、そういった方にはぜひご応募いただきたいです。

お話いただきありがとうございました!御社の採用戦略が成功するよう、今後も微力ながらお手伝いさせていただければと思います。

制作担当者からのひとこと

弊社からほど近く、彦根出身のスタッフにとっては子供のころにお世話になった企業ということもあり、思い入れのある制作でした。
制作開始当初は「観光写真業界のパイオニア」である点や「社史」を全面に打ち出すという方針でしたが、「人事部門の新規創設に伴って求人を強化したい」ということをお伺いし、求職者をメインターゲットとしたサイト制作に方針転換しました。
結果的に、求職者はもちろん全てのステークホルダーに対して、文教スタヂオ様の一番の強みである「人」の魅力が存分に伝わるサイトに仕上がったと考えております。
文教スタヂオ様の商品そのものが大きな訴求力を持っているが故に、WEBサイトもとても魅力的な内容になりました。

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